造船の設計から、今治の柑橘畑へ
愛媛県今治市大西町で、柑橘を育てています。瀬戸内の潮風が届く畑です。
長崎県で生まれ、大学までを九州で過ごしたあと、就職を機に今治へ来ました。19年間、造船の設計に携わったのち、農家になりました。
いまは、有機栽培の井上果樹園から引き継いだ園地を中心に、温州みかん、レモン、甘平、ブラッドオレンジ、不知火、河内晩柑など、季節ごとにいろいろな柑橘を育てています。今治市大西町で有機栽培に取り組む生産者グループ「優樹の里」の一員でもあります。
手をかけて育てた柑橘を、旬の味のままお届けします。
栽培方針
有機肥料を使い、栽培期間中は農薬を使わずに育てています。できるだけ安全・安心な果物をつくり、環境にもやさしい農業をめざしています。
ただし、苗を植えてから2〜3年の間だけは、エカキムシ対策として農薬を使います。春に出る大事な芽に幼虫が入り込むと、苗が枯れてしまうことがあるためです。果実を収穫し始める3年以上前からは、農薬をまったく使いません。
肥料は、米ぬか・油かす・魚粉・骨粉などに、地下水と海水、大豆から採った乳酸菌を混ぜて発酵させ、手作りしています。柑橘の味は肥料で変わるので、ここは手を抜きません。
除草剤も使いません。土の中の生き物が働ける土を守るためです。そのぶん草はよく伸びるので、カミキリムシが卵を産みにくいよう、樹のまわりの草を刈り続けています。管理作業の半分は草刈りと言っていいほどです。
以前は慣行栽培だった山の畑も2025年から引き継ぎ、有機栽培への転換を進めています。
代表 大久保 公博 / 愛媛県